店長の憂鬱

人と人のやる仕事,必ずしも想定のとおりに進むというわけではありません。多数の店舗を管理していると大なり小なりそういった問題にいつもぶち当っています。
ある店長からサブ(副店長)との人間関係に頭を悩ませているとの相談がミーティングの場で上がりました。この店長いわくそのサブは「指示、指導や注意をすると露骨に不機嫌な表情をするのでとてもやりにくく、業務が円滑に進まないのでどうすればいいでしょうか・・・」とうったえていました。じつはこの手の問題、最近意外と多い相談なのです。数年前まではワンマン店長のやり方に下のスタッフから「店長が厳しくてついていけません。」などという泣きの相談が大半でしたが、ここしばらくそういう下スタッフからの相談は大幅に減ったように思います。もしかすると逆転しているかもしれませんね。今回のようなケースは、ある程度の経験を積んできたスタッフの場合に多く見られるようで、自分の仕事に自信を持ち始めた頃に起こりやすい傾向にあるようです。それだけスキルが上がってきていると考えれば嬉しいことなのですが、このクラスのスタッフたちはこれからまだ変化をしていってもらわなければいけませんので、気持ちを腹に押し込み不機嫌な表情で感情をぶつけているようではマダマダです、自分の言葉で店長と話し合う力を身に着けてもらわなければなりません。とはいうもの、店長の方にも少なからず問題があることも多いように思うので、下のスタッフばかりを責めても可哀想かもしれません。
私が思うにこの問題の解決方法は一つしかありません。それはお互いが冷静になっている状態で、できるだけ店や館以外の場所を使い、「あなたはどうして私に対して不機嫌な表情をするのですか?」という、この直球端的なテーマだけに的を絞り話し合いをすることです。気をつけなければいけないのは、本題について話をする前に他の問題や他のミスについてなど、相手がまた不機嫌になるような会話は絶対にしないこと。それと、使い慣れた上司言葉や命令形で話すのではなく、できる限りきれいな言葉を使って、相手とまっすぐな気持ちで話をすることです。殆どの場合この話し合いの後から、お互いよそよそしいぐらいに気を使いあい、とりあえず問題は解消されるでしょう。後は良くなったその状態を持続させる努力をお互いにすることが必要です。
TEXT/M.KANESHIRO


















コメント
お疲れ様です。
自分も、最近気持ちが悪い意味で慣れてしまい接客や気の使い方などが雑になってしまう事が多くなってしまいました。
そして、売り上げが良くなかったり注意されたりする事で自分のモチベーションが下がり、表情や態度として出てしまいまた悪循環になってしまいました。
それでも、店長やマネージャーは良くなるように声をかけ続けてくれまして、最近は気持ちが楽になり自分自身ももう一度、会社に入った時の気持ちを思い出し頑張りたいと思えるようになりました。
自分自身もみっともないですし、店長やマネージャーにも申し訳ないと思っています。
そしてお客様にも失礼になる事なので、また気持を改めて頑張りたいと思います。
Text by k.m at 2006年12月12日 14:21
k.mくんお疲れ様です。
モチベーションを最高の状態で維持し続けるなんてなかなか出来るものではないですよね。それはk.m君だけじゃなく誰しもみんなそうなんですよ。だから人は気持ちの上と下のムラを少しでも小さくしようと努力をするのです。子供の頃、買ってもらったプラモデルを失敗しないように一生懸命作り上げたことありませんか。完成したときの嬉しさ覚えてますか?子供の頃少ないお小遣いを握りしめて駄菓子屋にゲームをしに行ったことありませんか?最高点を出したときの嬉しさ覚えてませんか?これ両方ともに向き合ってるときがモチベーションなのです。5人のチームが目標に向かって一生懸命頑張って、今日の目標を達成できたときって嬉しくありませんでしたか?もし個人の目標が届いていなかったとしても、そのことを悔やむより皆で達成できた喜びのほうを大いに味わうことが大切ですよ。まずはネガティブよりもポジティブに!です。
Text by M・K at 2006年12月12日 15:47