ショップ巡り 第二話 銀座編

前回、原宿・表参道を歩き様々な発見があったショップ巡りですが、引き続き後半の銀座編です!
原宿から地下鉄で銀座方面へ向かい、“銀座四丁目”で地上にでると、銀座のトレードマークの時計塔が夜景をバックに出迎えてくれる。原宿から電車で約20分というと距離的には割りと近く感じるが、街に行き交う人々の装いは原宿とは全く異なり、やっぱり“銀座”といった独特な雰囲気。まずは松坂屋〜三越と、両老舗百貨店へ向かう。レディースのフロアは活気もあるが、メンズのフロアに向かい階を上がるにつれ閑散とした空気に。そして、三越ではこの日一番インパクトのある販売員に出会ってしまった!その彼は、某有名メンズブランドの若手販売スタッフなのだが、専務の浜町と私が店先にあるコートを触っていると、即座に反応しさわやかな笑顔で声をかけてきた。・・・と、ここまでは感じ良かったのだが、彼はこちらが言葉をはさむ暇もなくそのコートのセールストークを一気に語り切ってくれたのだった。(別にこのコートだけ見ているわけじゃないのになぁ〜)と、私たちは内心苦笑い。その後も、私たちが触るもの全ての商品の説明をしてくれたが、一向にこちらの気持ちや需要を汲み取ってくれる気配はなく、一方通行な接客。まさに彼の“ひとり舞台”だ。同じ販売をしている私としては、彼の売りたい!という気持ちがわかるだけに、その必死さがこちらに伝わってしまうのが何とも痛々しい。ただ、このときあることに気付き、ハッ!!!とした。日頃の自分や弊社スタッフに置き換えて考えてみたとき、「あぁ〜、同じような事、結構している時あるかもなあ。」・・・と。“人の振り見て我が振り直せ”とはまさにこのこと。あくまで個人的な意見ですが、お店ではお買い物に来ていただいた“お客様が主役”だと思うのです。私たち販売員は、お客様が気持ちよく・楽しい時間をすごして頂ける様にサービスをする、ある意味ショップがステージならば、演出アシスタントの役割が仕事だとも言えるかな。

さて、そんなことを思いつつ三越を後にした私たちは、最終目的地であるプランタンを目指し途中、GUCCI・SHIPS・EDIFICEに立ち寄る。SHIPS・EDIFICEには、それぞれ結構な時間滞在したのだが、あまり真剣そうに見えないのか、それともよっぽどワケ有りカップルに見られたのか、あまり積極的に接客されず印象としては少し薄かった。SHIPSには、30代後半か40代くらいのとってもダンディーな販売員さんがいて、プロの雰囲気を身にまとっていました。う〜ん、接客されたかった。(笑)ただ、残念だったのが、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を言ってくれないスタッフがいたこと。それだけで印象が悪くなってしまうなんて、すごくもったいないこと。やっぱり基本が大事ですね!
その後、ようやくといった感じでプランタンに到着。この頃にはあんみつ効果も消え去り、気付くとお互い無口になり気味な私たち。日頃の運動不足・体力の無さを痛感です。ここはほぼレディースの館で、活気のあるお店とそうでないお店に歴然と差がついていました。活気のあるお店は、スタッフが元気できびきびしているし、何より楽しそうな雰囲気がある。逆に、閑散としている店は、疲れ顔で作業に没頭しているスタッフ、腕組みして声掛けする者、販売員同士でおしゃべりしていたり、とやっぱりなぁ〜といった感じ。日々、お店にたっていると忘れがちなことだけど、お客様の立場になったときに改めてわかることがたくさん。本当にいい勉強になりました。プランタンをでて、有楽町駅へむかう途中に目の前に出で建つのは、来秋オープン予定の“有楽町マルイ”!今はまだ建設途中だが、その大きさや外観は目を奪う。もしかしたら、この館にたてる事があるかもなぁ〜なんて野望を胸に、銀座をあとにしたのでした。
今回、一日を通してお客様目線で色々なショップを巡るという経験をして思うことは、普段は販売員目線でしか見れていないことが多かったな、ということ。人それぞれ、感じ方・考え方は違うとは思いますが、皆さんも是非、改めて経験してみてはどうでしょう?
TEXT/T.TANAKA


















コメント
確かにプライベートで買い物をしている時、ふと販売員目線の自分に気が付くことは多いですね。接客を受けると、つい接客トークを分析してしまったり、店内の清掃が行き届いているかチェックしてしまったりなど、これも職業病でしょうか・・・。しかし、T・Tさんがおっしゃる通り、そこで自分に置き換えて見ることも大切ですよね。
ショップ巡り原宿編・銀座編、共に楽しく読ませていただきました。これからも楽しみにしています!今度はプライベートエピソードも期待しています。
Text by chii at 2006年11月19日 01:09
RE.chiiさん
いつもコメントありがとうございます。プライベートネタは…。あまり期待せずにお待ちください。笑
Text by t.tomomi at 2006年11月19日 23:44
必死さが出てしまうのはみっともないですね。
ただ、一生懸命遣ってるとついそんな接客にもなってしまいがち。
お客様には関係のない事で、こちらの事情でそんな接客になってしまっていたら、本当に申し訳ないと思いますね。
お客様と一緒に考え、その商品がお客様に合うという事を理解していただきたいですね。
気に入っていただけなくても、次はあのスタッフから買おうと、好印象で覚えて頂ける接客をしたいですね。
Text by Anonymous at 2006年11月20日 12:48
一部よりも興味もって読ませていただきました。
常日頃から他のブランドの接客をうけて、勉強させて頂いてます。基本は大事だし、プロ意識を持つのは当然ですが、接客は自分本位にならないのが非常に大事ですよね。これはずっと意識しなければならないと思います。
これからも読み手の興味を引く辛口blog期待してます。(笑)
Text by NAKAYAMA at 2006年11月20日 23:56
RE.匿名さん
名前がなかったので誰かとおもっていたら、自店のM本くんじゃない!!!(笑)
今回読んでもらって、またM本くんなりに思ってけれるところがあればよかったと思います。これからも、日々精進していきましょう。
RE.NAKAYAMAさま
貴重なコメントありがとうございます。
辛口ですかねぇ〜?自分ではまだまだ甘いと思っているのです
が・・・(笑)これからも、どんどんご意見のほうよろしくお願いいたします。
Text by t.tomomi at 2006年11月22日 00:52
普段PCに触れることすらめったになく初めてブログというもの読みました。楽しいですね。けど、携帯で直接コメントできることを知らずずいぶん遅くなってしまいました。T.Tさんすいません。原宿・銀座編ともに興味深く拝見しました。確かにお客さまの気持ち、目線に立つことはスゴク大事ですね。自分もついつい忘れがちです。接客業を仕事にする者にとっては最も大事なことですから、やはりこのスタンスを忘れずにやっていかなくてはと改めて思いました。ただ販売員たるもの数字がかかってくると、そうとばかりもいってられないのも事実ですよね。そのバランスの見極めはスゴク難しくきっとこれからもずっと課題です。 第3弾も楽しみに&おおいに仕事の参考にさせてもらいます。あと、美味しいもの情報も楽しみにしてます。今さらですがコメントさせてもらいましたm(__)m
Text by ゴモットモ〜 at 2006年11月29日 02:10
RE.ゴモットモ〜君
携帯から読めて、さらにコメントが送れること知らない人けっこういるのかな?いまや携帯でなんでもできる時代ですよ。(笑)
おいしいもの情報は、私も疎いほうなんで・・・頑張ります!
毎日仕事をしているなかでも、ふと感じたことなどブログにしていくつもりなので、これからも気になることあったらコメントお願いしますね。
Text by t.tomomi at 2006年12月 1日 12:15